ガマズミ
<2025年12月>（冬至） ガマズミ

ガマズミ
繁みをぬけて、少し開けた場所に出た。
たくさんの赤い実をつけた木が、佇んでいる。ガマズミの古木だ。
差し込む日差しで、半透明に透けた実が、赤い宝石のようだった。
（兵庫県三田市 2023年12月17日 KP z150mmt F8 MPオート）
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撮影雑記：
道端に、ちっちゃな田んぼがあって（今は休耕田になってしまいましたが）、時々、寄り道する場所があります。
田んぼの横に道があるのですが、繁みに覆われ、草ぼうぼうで、今まで、入って行ったことがありませんでした。

この日、なぜか、この道の先が気になって、奥へ入ってみたんです。
冬場なので、それほど草も茂っておらず、ササなどをかき分け登ってゆくと、案外、ちゃんとした道です。

ちょっと歩いたら、少し、開けた場所に出ました。
そこには、とても美しい、赤い実を付けた、古木がありました。



ちょうど差し込んだ陽が当たっていて、少し透けて見えます。



半透明の赤い実は、まるで、ルビーのように輝いていました。



空を背景にしても、美しい。



ほんとにきれいで、角度を変え、いろんな実の姿を、何枚も撮りました。



すっかり葉が落ちていたので、おそらくガマズミだろうと思いつつ、確信が持てませんでした。

落ちている葉を確認しに行こう、そう思って、およそ一週間後の朝、再び訪れてみると、 そこには、まるで違った、実の姿がありました。

＜「冬至 写真c」に続く＞