みんな光ってる！ （エノコログサ）

第4回豊楽会・作品3

ふだんは何でもない雑草なのに、 露に濡れたエノコログサに朝日が当ると、まったく別の表情になります。

（兵庫県宝塚市 2004年11月21日 *istD FA 35mmF2 f16 WB 5000K）

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目 次

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撮影雑感： 晩秋になると、早朝、霜の降りた景色を撮りに、出かけるようになります。 この日も、霜狙いだったのですが、いまいち冷え込みが足らなかったようで、露は降りている ものの、白くなっている景色はなさそうでした。 どうしたものか、と思って車を走らせていると、なにげにいつも通り過ぎている道端のわきで、 一面に茂っているエノコログサが、全身に朝露をまとい、昇り始めた朝日にきらきら輝いているでは ありませんか。 朝の景色は、一瞬です。 刻一刻と変わっていきます。どうしようかと迷っている暇はありません。 ファインダーの中できらきら輝くエノコログサに感動しながら、何枚もシャッターを切りました。 日が昇り、露が乾けば、ただの、道端の雑草が生えている景色に過ぎないのに、こんなに感動的な 景色に出会えるから、飽きもせず、写真を撮りに出かけるんです。 残念なことに、この、エノコログサが茂っていた小さな畑（休耕畑？）は、道路の拡張でなくなって しまいました。