ミズトラノオ 第9回豊楽会・作品1

これほどの群落にはなかなか出会えない。
いつまでも咲き続けていて欲しい。
(2009/09 兵庫県 K-7 DA35mmF2.8 Limited f8 1/60 WBオート)

<= 第8回豊楽会・作品2 目 次 第9回豊楽会・作品2 =>

撮影雑感:
第7回以降、1年に1回の開催を目指していますが、使用している会場が抽選のため、きっちり1年間隔と 言うわけにも行きません。今回は、なかなかくじ運に恵まれず、第9回作品展は、前回から1年3ヶ月後の 開催となりました。

今回も、参加メンバー多数のため、ひとり2作品となりました。
また、特にテーマは儲けず、各自、自由作品でした。
作品展を行うに当たり、テーマをどうするかは永遠の課題です。次回からは、新たな取り組みが始まります (詳しくは、次回に)。

今回は、オーソドックスに、美しい花の群落、花の大木を選びました。
1作品目は、ミズトラノオの群生の写真です。

ミズトラノオは、水辺に咲く花で、かつては、各地で見られたそうですが、生息地となるため池の減少、 コンクリートで覆われるなどの環境の変化によって、激減しています。
幸い、兵庫県下では、今でも、ため池が多数あり、自然な環境が保たれているため池で、比較的大きな 群落が見られる場所があります。
この群落は、初めて見たときから10年以上経ちますが、こころなしか縮小しているようで、この美しい 赤紫色の花の群生が、この先もずっと見続けられるのか、若干気がかりです。