立秋の頃								第13回豊楽会・作品3
立秋の頃は夏のさかり（トウテイラン）。
（京都府 2013/8/11 K-5IIs DA21mm F8 WBオート）

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撮影雑感： 3作品目は、立秋の頃。 一年で最も暑い時期です。 野山の花はひと段落しますが、高山や、海岸に咲く花は、このころに見ごろを迎えます。 日本海の海岸にも、いろいろな花が咲いています。 中でも、トウテイランは、穂になって咲く、青紫色の透き通るような花の姿が印象的で、2〜3年に 一度くらいのペースで、会いに行きます。 花期は、比較的長いのですが、なかなか、タイミングよく、綺麗に咲いている時期に出会えません。 でも、この年（2013年）は、ばっちりでした。 全体に、粉をふいたような白い色をしているのは、びっしりと細かい毛が生えているからです。 厳しい海岸の環境から身を守るため、このように、密度の濃い毛をまとっているのでしょう。 暑さを避けて、早朝にやってきた海岸（さすがに、真昼間の夏の海岸では、撮影する気が起きません）。 できれば、海を入れて撮りたいところなのですが、そうそう、都合の良い場所に咲いてくれません。 でも、青空をバックに、朝日を浴びて力強く咲く、トウテイランの姿を撮ることができました。