秋草ダンシング

芦屋写真展2024（2024年6月）

休耕田には、秋の草花、エノコログサ、ススキ、セイタカアワダチソウが賑やかに咲いていました。 いちめんに朝露が降りていて、朝日が昇る前は、しんと静まり返っています。 やがて、陽が射し始めると、にわかに賑やかな様相となります。 もちろん、音はしませんが、太陽のトップライトを浴びて、楽し気に踊っているようでした。

（兵庫県宝塚市 2023年11月05日 KP z26mm f11 AWB）

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<= (2023年6月)

目 次

撮影雑感： 3作品が通ったのはうれしいかったのですが、3作品ともなると、プリントや額装の準備が大変ですね。 去年は、A3サイズの、手持ちのマグネット式の額を使いましたが、大きな会場にA3サイズは少々見劣りしていました。 なので、今回は、いちばんお気に入りの1作品をA2、残りの2作品をA3ノビでプリントし、A2の額は新調して、A3ノビの 額は、以前、グループ展に使用していたものを使いました。 2作品目は、朝露に濡れた、休耕田のエノコログサ、ススキ、セイタカアワダチソウに朝日が射しだした瞬間の写真 「秋草ダンシング」です。 朝露をまとった秋の草花に、朝日が射した瞬間は、とても美しい。 陽の角度が浅いうち、露が乾かないうちでないと、この美しさは無くなってしまうので、撮影は忙しいです。 山の上に顔を出した太陽をギリギリで入らないように撮ると、上方から光の矢が射して、あたかも、ダンスホールで 草花たちが踊っているようです。 以前は、こういう光が入ると画面が白くなるので、カットして撮っていましたが、上手に光を入れれば、雰囲気のある 写真になることに気づきました。 実は、この作品が私のお気に入りで、A2サイズでプリントし、新しい額で額装しました。 でも、賞を頂いたのは、A3ノビでプリントし、古い額で額装した作品だったんですよね。得てして、こんなものです。 賞を頂いた「七いろ音いろ」も、同じ休耕田で撮った写真です。 でも、撮影時期はちがっていて、「七いろ音いろ」が一昨年の冬、「秋草ダンシング」は去年の秋です。