秋桜降臨

芦屋写真展2024（2024年6月）

数年前から、近所の田んぼに作られるようになったコスモス畑。 家から近いし、どうせ写真にとるなら、朝露が降りている早朝がいい。 そう思って出かけてみると、朝露だけでなく、うっすらと霧がかかっていました。 朝日が昇って、コスモス畑に陽が射し始めると、なんとも不思議な、神々しい雰囲気の景色になりました。

（兵庫県三田市 2023年11月02日 KP z26mm f11 AWB）

<= 作品�A

<= (2023年6月)

目 次

撮影雑感： よく通る道沿いの田んぼに、2、3年前から、ちょっとしたコスモス畑が作られています。 実のところ、人の手で作られたお花畑はあまり興味がないので、いつも通り過ぎるだけでした。 ある日、いつものように通りかかると、あれ？なんか、けっこう、人が来ている。TVで紹介でもされたのかな？ そうなると、がぜん、気になってしまいます。 家から近いし、せっかくなので、写真を撮ろう。 でも、どうせなら、早朝出かけて、朝露に濡れているコスモスに朝日が当たるシーンを撮ろう。 そう思って、天気の良い朝、行ってみると、朝露はもちろんのこと、なんと、うっすらと霧が出ていました。 コスモスと朝日と霧。これは、シャッターチャンスです。 でも、空の部分と、コスモス畑とで、明暗差がありすぎて、なかなか難しい。 こんな時は、ハーフNDフィルタがあるといいのかもしれませんが、そんなの、持ってません。 いろいろ試行錯誤して、なんとか、光射す山をバックにして、朝日が当たっているコスモス畑の写真が撮れました。 真ん中で上下に切れる構図はよくないとされていますが、この景色は、この構図しかないと思いました。 なんとも神々しい雰囲気なので、タイトルは「秋桜降臨」（コスモスこうりん）としました。