ふくら雪

ギャラリーMAG 公募展：うでだめし展（2024年3月）

寒波が訪れた1月下旬の猪名川渓谷は、昨晩降ったであろう雪に覆われていました。 丸いつぶつぶのウツギの実の上に、団子のようにふんわり積もった雪たちが、なんともユーモラス。 せめぎ合って、こちらに向かってくるようでした。

（兵庫県猪名川町 2024年01月25日 KP z39mm f11 AWB）

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目 次

春の公募写真展 => (2024年4月)

撮影雑感： 1月の下旬に寒波がやってきました。 よく晴れて、風のない冷え込んだ朝をねらって、霜を撮りに出かけると、野山はうっすらと雪化粧。 ちらほらと雪も舞いだして、これは、少し奥に行けば、きっと雪が積もっている！ 大正解。猪名川渓谷まで来ると、すっかり雪景色になっていました。 そんなにドカ雪でもなく、木々の枝や葉っぱが見える程度の積雪。 雪景色の撮影にはもってこいの雪でした。 スイカズラやタニウツギに積もった雪もおもしろいですが、ウツギに積もった雪が、とてもおもしろい。 ウツギのつぶつぶの実をつけた枝の上に、小さなお団子のような雪の塊が、幾つも乗っています。 小さな丸い生き物が、いっぱい乗っているようにも見えました。 うでだめし展のもう一つの作品は、この、ウツギに積もった雪の写真を選びました。 タイトルは、なんとなく頭に浮かんだ「ふくら雪」としました（ふくら雪という言葉は無いようなので、 造語になります）。