寒露 かんろ −ウメモドキ− 花の二十四節気選2020・作品27

赤い木の実はどれもよく似ていて、ウメモドキの実を覚えるのに時間がかかりました。
せっかく覚えたウメモドキなのに、この木は、湿原復活のために切られてしまいました。
(兵庫県宝塚市 2016年10月02日 K-1 100mm F5.6 sRGB WB=オート)

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撮影こぼれ話:
これが、ウメモドキの、木の実だったんだ。
花や実の種類を覚える時は、何かのきっかけで、突然やってくる気がします。

そうやって覚えたものは、もう、忘れません。
次に出会ってもすぐわかるし、見つけるとうれしくなります。
このウメモドキも、小さな湿地のほとりで見つけて、うれしかった。

ウメモドキの実は、冬になっても残り、霜が降りると、また、別の趣があります。
その冬、冷え込んだ朝、霜けた実を見ようとやってきたのですが…。
なんと、バッサリ切られていました。

ここは、かつて湿原があったところで、湿原復活のため、伸びてしまった雑木を 切る活動がされています。
おそらくは、いったんは刈り残されたウメモドキが、湿地を広げるため?なのか、 切られてしまったようです。


※「花の二十四節気」の連載時とはちがう写真を選びました。