<2010年12月>（大雪）

イソギク

イソギク

寒風吹きすさぶ、紀伊水道に面した海岸。 その岩場に根を下ろして、たくましく咲いているイソギク。 こんな季節、こんな環境に咲いているのが、不思議な気がする。

（和歌山県由良町　2009年12月06日 K-7 35mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： この年の1月に訪れた由良町の白崎海岸で、イソギクが たくさんあるのを見つけたのですが、さすがに花は終わっていました。 （→ 「花の二十四節気」2010年大寒 イソギク） ずっとキノクニシオギクと思っていましたが、由良町には分布がありません。 植栽が逸脱したイソギクのようです。 12月になり、もう咲いている頃と思って、再び訪れてみました。 咲いていました！ 岩場のあちこちに、大小の群落を作って、咲いています。 これは、いちばん大きかった群落で、遊歩道脇の岩場にありました。 しかし、ものすごい、北風です。 1月に訪れたときも風が強かったですが、この日は、さらに強かった。 多少なりとも、岩場の陰にいないと、体ごともっていかれそうな風です。 しかも、刺すように冷たい。 どうやら、このあたりは、冬場、日本海から紀伊水道に向かって、北風の通り道のようです。 でも、ビュービューの風にあおられながらも、気がつけば、２時間ほども粘って撮影していました。