ススキ
<2014年11月>（立冬） ススキ

ススキ
ススキの原として、維持、管理されている砥峰高原。
しばらく来ないうちに、すっかりメジャーになってしまい、多くの人が来ているのに驚いた。
写真を撮りながら、散策道をぐるりと一周。のんびりとした日を過ごした。
（兵庫県砥峰高原 2013年11月09日 K-3 35mm F8 sRGB WB=オート）
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撮影雑記：
砥峰高原は、茅場と呼ばれる、かやぶき屋根の材料を確保するためのススキの原です。
かつては、あちこちの農村に、このような茅場があったそうですが、今では、ほとんど なくなりました。

初めて訪れたのは、兵庫に引っ越したの14年前でした。
いろいろな花も見られるし、なかなかいい感じの場所だったので、年に数回、訪れていました。

その頃は、車が数台程度停まれる駐車スペースと、簡易トイレがあるだけの場所でした。
訪れる人もまばらだったと思います。

その後、一時、砥峰高原に向かう道が通行止めになったりしたせいもあって、徐々に、訪れる 回数が減って行きましたが、ある年行ってみると、いつできたのか、売店も付いた、立派な レストハウスが建っていました。

昨年（2013年）の秋に訪れた時は、有料駐車場も整備され、たくさんの自家用車や、団体バス が来ていました。
すっかりメジャーになった砥峰高原に、やや戸惑いながらも、散策コースを一回りしてきました。

まずは、高原の風景。
少し凸凹した山肌一面に、ススキが広がっています。



いろんな角度から、思う存分、ススキの写真が撮れます。また、ススキ以外にも、リンドウなどの 秋の花も咲いていました。

光を浴びて、キラキラ光るススキの原。



ちょっと、思いついて、こんな写真も撮ってみました。



多重露出で、30カットくらいを重ねて撮ってみたものです。
予想通り、綿菓子のような、ふわふわのススキの原が撮れました。

ところで、砥峰高原は、時々、映画やドラマのロケ地として使われています。
今年（2014年）のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」のオープニング画像は、ここで撮影されたものです。
兵庫ゆかりのドラマなので、砥峰が選ばれたのでしょうが、秋に見たばかりで記憶にも新しい砥峰の ススキの原が出てきた時は、ちょっと、うれしく思いました。

砥峰高原を訪れた時の様子は、こちらのブログもどうぞ。
（→ 「野花の歩録」ススキ―砥峰高原）