<2014年11月>（小雪）

ノジギク

ノジギク

晩秋のころ、播磨の海岸を白く飾る、ノジギクの花。 いっとき数を減らしたが、地元で、ノジギク復活の機運が高まり、大切にされているようだ。 この岩場でも、気持ちよさそうに、ノジギクが咲いていた。

（兵庫県姫路市　2013年11月23日 K-3 35mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 姫路にある小赤壁（しょうせきへき）と呼ばれる海岸では、明治の昔、海岸の岩場全体が白く染まるほどの ノジギクが、咲き乱れていたそうです。 今は、周りは工業地帯となり、わずかに残された小赤壁の海岸に咲くノジギクも、うんと減って しまいました。 でも、地元では、そんなノジギクを復活させようと、ちょっとした公園や、道路のわきなどに、たくさん 植えらるようにってきたようです。 また、自生のノジギクも、減ったとはいえ、案外たくましく咲いているので、この時期、海岸の岩場などを 尋ねれば、たやすくノジギクに会うことができます。 大きな株もきれいですが、岩の間から咲く、ちょっとした、小さな株もかわいいですね。 訪れた時間が遅かったので、早い晩秋の陽は、すぐに傾き始めていました。 そんな、淡い日差しを受けて、海岸に咲くノジギクは絵になりますね。