<2015年4月>（清明）

トキワイカリソウ

トキワイカリソウ

トキワイカリソウの花は、いつ見ても、なんとも複雑な形だなあと、感心する。 でも、その、3次元的な花は、撮影には一苦労。 花にピントは合わせたいが、バックはぼかしたい。その、せめぎあいです。

（福井県敦賀市 2014年04月12日 K-3 35mm F5.6 sRGB WB=オート）

清明 写真 b =>

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撮影雑記： 敦賀の中池見湿地は、水田だったところに、ガス基地が作られる予定だったそうです。 それが、反対運動などで中止され、湿地公園として整備されて、保全されています。 市街地からごく近くで、駐車場から少し歩くだけで湿原に行けるので、若狭や福井方面に 出かけたおり、少し時間に余裕があるとき、気軽に立ち寄れるので、便利です。 ここにミツガシワが咲くことを知って以来、2度、3度訪れています。 駐車場から、「少し歩く」のがミソで、湿原に着くまでの間に、ここに紹介した トキワイカリソウや、スミレの仲間などが観察できます。 トキワイカリソウとイカリソウの花は、ほとんどそっくりで、見分けがつきません。 見分けるには、根元に、昨年の葉っぱが残っているかどうかで、残っていればトキワ、 いなければただのイカリソウです。 トキワイカリソウは、日本海側に多いですが、大阪府の北部にもあるので、いちがいに 言えません。 突き詰めた分類は苦手なので、写真を撮るときは、気にしないことにしています。 なので、この写真は、根元の葉は写っていません。 図鑑写真としては失格なんですけど、見て楽しむ写真としては、別に、構わないでしょう。