<2017年6月>（芒種）

ツルアリドオシ

ツルアリドオシ

苔むした林の中を、山道は続く。 何も咲いていないようだが、目を凝らすと、根っこの影に、ツルアリドオシの小さな白い花が。 見逃さないでね、と言ってるようだった。

（兵庫県西脇市 2016年06月04日 K-1 50mm F8 sRGB WB=オート）

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2017年夏至 =>

撮影雑記： 日差しは強いけど、風は涼しい、爽やかな初夏の日。 緩やかにアップダウンする尾根道を、花を探しながらゆっくり歩くのは、いいものです。 6月の初めごろは、4月、5月に比べれば、咲いている花の種類は少なくなりますが、 この時期にしか咲かない、おもしろい花もあります。 この日、見たかった花には、出会えませんでしたが、苔むした林の下、木の根の影に、 隠れるように咲いていた、ツルアリドオシの花に会えました。 小さな、小さな花です。 なので、アップがかわいいです。 この白い花が終わって、秋になると、真っ赤な実が生るんです。 その姿は、こちらのブログをどうぞ。 （→ 野花の歩録：2016年ツルアリドオシ（実）、ダイモンジソウ）