ユウスゲ
<2017年7月>（小暑） ユウスゲ

ユウスゲ
未明には、まだ、雨が降っていたようだ。
海岸の土手はしっとりと濡れ、ユウスゲの花が、まだ、みずみずしい。
うす雲を通して射す朝日を浴びた姿が、とても印象的だった。
（京都府京丹後市 2016年07月16日 K-1 z17mm F11 sRGB WB=オート）
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撮影雑記：
2016年は、丹後半島に何回も出かけました。
いつも行く場所でも、ちょっとずつ違う季節に訪れることで、新しい花との出会いがあります。

7月、海の日が入る3連休となる週末。
早朝に家を出て、よく訪れる海岸に着いたのは、朝の8時でした。

海岸の土手には、ユウスゲの花が、たくさん咲いていました。
東の空には薄雲が広がり、柔らかい日差しが射しています。逆光で見るユウスゲが、とても印象的でした。

実は、この、逆光の写真、少し、失敗していて、明るい雲の部分が、真っ白に飛んでしまっています。

春から使い始めた新しいカメラ（K-1）には、強い光をオートで補正するハイライト補正の機能があり、 てっきり、その機能が働いているものと思って撮っていたのですが、実は、働いていませんでした。

ちょっと残念なんですが、でも、その場の雰囲気はよく出ているので、気に入っている一枚です。

反対に向いて、順光で撮ると、ユウスゲの鮮やかな黄色と、空の青、叢の緑のコントラストがきれいです。




空をバックに、花のアップを下から撮った写真。これも、また、鮮やかですね。




ユウスゲは、その名のように、夕方から花が開き始め、朝になるとしぼんでしまう一日花です。
でも、この時は、すっかり明るくなった朝の8時でも、みずみずしい花が咲いていました。

おそらく、夜中は雨が降っていて、今朝になってようやくあがったので、そのおかげで、花がしぼまずに いてくれたのでしょう。


丹後の海岸のユウスゲの様子は、こちらの、ブログもどうぞ。
（野花の歩録：ユウスゲ）