<2019年10月>（寒露）

ナナカマド

ナナカマド

林道をゆっくり走っていると、赤い木の実を見つけた。ナナカマドの実だ。 まだ、紅葉前の緑の葉っぱの中に、鮮やかな実を空に向けて、実らせていた。

（兵庫県蘇武岳 2018年10月13日 KP z150mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 蘇武岳の尾根筋近くには、標高900ｍくらいの高さを横に走る林道が通っています。 車で手軽に標高の高いところに上がれるので、時々訪れますが、どうも、シカの食害が ひどいようで、林道わきの林床の植生は寂しいものです。 それでも、木の花は咲いてくれるし、木の実も実ってくれるので、行けば、何かには 会えます。 今回出会えたのは、ナナカマドの実でした。 鮮やかな赤い実が、ちょうど色づいていました。 葉っぱは、鮮やかな緑で、紅葉はまだ少し先のようです。 でも、あれれ？色づき始めた気の早い枝がありました。