<2022年1月>（小寒）

シラタマホシクサ

シラタマホシクサ

その名のごとく、白くちりばめた星のような花を咲かせるシラタマホシクサ。 冬になっても、茶色一色になった湿原に、その白い花は枯れ残っている。 朝日が射す瞬間、白い星々は一瞬の輝きを見せた。

（愛知県豊橋市 2019年01月04日 KP z230mm F11 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： シラタマホシクサは、東海地方の湿地にだけ自生するホシクサ科の仲間です。 白玉の名の通り、直径1センチほどの、真っ白い球形の花を咲かせます。咲くのは夏のころで、 群生する様は、湿原にちりばめた白い星のようです。 残念ながら、花の頃の写真は「野花の写真帳」にはありません。 でも、ネットを検索すれば、いくらでもシラタマホシクサの写真は出てきますので、そちらを ご覧になってください。 さて、そんな、シラタマホシクサの花ですが、咲き終わった後も、ドライフラワーのようになって、 ずっと枯れ残っています。 冬でも、星空のように枯れ残った花の様子が撮れるのではないのか？ そう思って、正月の帰省の折、有名な自生地の一つ、豊橋の葦毛湿原に行ってみました。 シラタマホシクサの花は、残っていました。 ちょうど、朝日が花に当たるタイミングを狙って、撮りました。 頭で描いたイメージでは、夜空に浮かぶ星のような写真が撮れると思っていたのですが、 さすがに、星空のようには撮れませんでした。 でも、まあ、悪くない写真かなと思います。 群生している全体の様子です。 やっぱり、花が咲いている頃の方が、なんだかんだ言って、美しいです。 この夏は、お盆の頃に帰省して、咲いている様子を撮りたくなりました。