<2025年2月>（立春）

カナメモチ

カナメモチ

冬の林では、時々、赤い実が生っているのを見る。 いろんな種類の実があるが、これは、カナメモチのようだ。 赤い色は、よく目立って鳥に食べてもらうためと言われるが、それにしては、たくさん残っている。

（兵庫県丹波篠山市 2024年2月10日 KP z300mm F8 WB=MPオート）

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撮影雑記： 上にも書きましたが、木の実が赤くて目立つのは、鳥に見つけてもらって食べてもらうため。 そうして、種が糞に混じってあちこちに落とされることで、分布を広げるため。 そう言われています。 落ちた鳥の糞に混じった種が芽を出すのは、事実です。 我が家のベランダのプランタでも、ヒヨドリが落としてくれた糞から、ナンテン、シャリンバイ、ヘビノボラズなどが 芽を出し、育っています。 でも、食べてもらうためにしては、赤い実が、あちこちで残っています。 私の思うに、赤い実は、実は不味くて、鳥たちも、あまり好んで食べたくないのではないでしょうか？ でも、どうしてもおなかが空いたとき、しかたなしに、よく目立つ赤い実を食べている。 「ほら、これをお食べ。どうだい？まずいだろう。けど、食べないと、飢えて死んじゃうよ」 という、悪魔のささやきをしているのが、赤い木の実たちではないかと、思うのです。 横に伸びた枝に、たくさんの実を付けた、カナメモチ。 きっと、どうしても空腹に耐えかねた鳥が、そのうち食べにくるのでしょう（個人の推論です）。 枝まで赤いです。 緑の常緑樹が茂る林の中にあっては、かなり目立ちます。