オガタマノキ
<2025年2月>（立春） オガタマノキ

オガタマノキ
オガタマノキの花に会いたくて、南紀の熊野速玉大社を訪れた。
まだ、極寒の2月だというのに、コブシを二回りくらい小さくしたような白い花が、 緑の葉茂る大木の枝々に咲いていた。
（和歌山県新宮市 2024年2月12日 KP z85mm F8 WB=MPオート）
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撮影雑記：
オガタマノキという、コブシやモクレンの仲間の花を知ったのは、2〜3年前でした。
2年前、自生があるという神戸市北区（けっこう山があります）の神社を訪れたものの、花は見つからず。

もう一度調べなおし、去年の2月、確実に見られそうな南紀まで会いに行ってきました。

最初に訪れたのは、熊野速玉大社。
ここには、御神木となっているオガタマノキがあります。



予想をはるかに上回る、立派な大木でした。
樹齢は数百年でしょうか。



下の方に張り出した枝に、たくさん咲いていました！
思ったより可愛らしい花です。



頭の中でイメージしてたのより、小さい花でした。
写真で見るだけでは、花の大きさは、わからないものですね。



花の形は、コブシやモクレンによく似ています。
枝の間から射す光をあびて、白く輝いていました。

もう一カ所、白浜の公園を訪れました。
こちらも、植栽されたオガタマノキが咲いていましたが、まだ、木が小さかったです。



500円玉と並べてみました。
花の大きさがよくわかると思います。

オガタマノキは招霊木と書きます。
まさに、御神木にふさわしい名前ですね。

速玉大社には、参拝客が、多数、訪れていましたが、オガタマノキの花に気づいているのか、いないのか、 花を見ている人は、ほとんどいませんでした。
せっかく、かわいい花がたくさん咲いているのに！