<2025年9月>（秋分）

オオユウガギク

オオユウガギク

ヨメナに似た、野菊の花。 しかし、種子を見ると、まばらに冠毛が生えている。これは、オオユウガギクのようだ。 まだまだ暑い秋の日差しを受けて、元気に咲いていた。

（岡山県新見市 2024年09月20日 KP z18mm F11 MPオート）

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撮影雑記： ツリフネソウの群生を確認できて、やれやれ、良かったと思いつつ、車を走らせていると、道ばたの 田んぼの土手に、野菊がたくさん咲いていました。 ヨメナのようですが、種子の冠毛を確認したところ、ごく短い冠毛と、少し長い冠毛とが混じっています。 おそらく、これが、オオユウガギクなんだろうと思いました。 群生して咲いています。 全体的に背が低いので、一度草刈りされた後に伸びたのかもしれません。 舌状花が、細長く伸びています。 ヨメナの方が舌状花が短めですが、このくらいに伸びるものもあるので、花だけでは識別できません。 花のアップ。 花びらが丸く広がった花が数輪あるように見えますが、ひとつの花に見えるのは、たくさんの花の集まりです。 花びら1枚に見えるのがひとつの舌状花、真ん中に集まっているのが筒状花。そして、全体を頭花と言います。 キク科の花は、みんな、この構造をしています。 花の構造については、小学校の高学年くらいで、習ったと思うのですが、その時は、全然、ピンとこず、 ほとんど覚えませんでした。 高校生くらいになって、植物に強い興味がわくようになり、そこで、やっと覚えた次第です。