<2021年4月>（穀雨）

イズセンリョウ

イズセンリョウ

冬に白い実をつけるイズセンリョウは、春に白い花を咲かせる。 しかし、薄暗い林の下で、葉っぱの陰に隠れるように、地味に咲いている。 人目に触れることも少ないが、もっと注目してもいい。

（愛知県新城市 2019年04月29日 KP z55mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 最近、スギ林の下などで、イズセンリョウをよく見かけます。 シカはイズセンリョウが嫌いで、食べ残すため、増えているようです。 イズセンリョウは、冬に、白い実をつけます。 その様子はこちら。 白という珍しい色の実ですが、林の中にあってはあまり目立たないので、地味な存在です。 そのイズセンリョウですが、春には、白い花を咲かせます。 これまた、地味な存在です。葉っぱの下に隠れるように咲くので、普通に歩いていると、 見逃してしまいます。 なので、この花を撮ろうと思ったら、下から見上げるに限ります。 スギ林の下に咲く、イズセンリョウ。この角度で見ると、けっこう、存在感ありますよね。 花のアップ。 よく見れば、なかなかかわいい花です。 花付きの良い枝を、真横から。 白い実も、白い花も、もう少し愛でてやってもいいのに、と思います。