キノクニスズカケ
<2022年9月>（白露） キノクニスズカケ

キノクニスズカケ
希少種のキノクニスズカケ、今年も、無事、咲いているだろうか？
自生地を訪れるたびに、ドキドキする。
よかった！穂になって枝に咲く白い美しい花は、健在だった。
（和歌山県 2019年09月01日 KP z300mm F6.3 sRGB WB=オート）
白露 写真 b =>
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撮影雑記：
垂れ下がった枝に、房状の小さな花が連なって咲く、独特の姿のスズカケソウの仲間。
日本には、スズカケソウ、トラノオスズカケ、そして、このキノクニスズカケの３種が自生しています。

キノクニスズカケは、湿り気の多いやぶの中に、他の草に絡まるようにして咲いています。
独特の形の白い房状の花。私の大好きな花の一つです。



花のアップ。
かわいいですよね？仲良し兄弟が並んでいるよう。



こちらは、まだ、つぼみが、開き始めたところ。
凛とした美しさを感じます。



自生を見つけたのが、もう、かれこれ、25年くらい前になります。
以来、数年に一度は訪れて、無事咲いている姿を確認して、ほっとしています。


残り２種のスズカケソウの仲間のうち、四国に咲くトラノオスズカケの花は、2013年に見ることができました。

スズカケソウは岐阜県に自生があるそうですが、本来の自生かどうか疑わしいとか。
中国産のスズカケソウは園芸種としても売られており、一時期、我が家のプランタを賑わせてくれました。

トラノオスズカケとスズカケソウは、こちら。 →<2014年8月>（処暑）